「墜落」
柔らかな音を編む弦は遠く
根を張る星の上にまで響き
弦を奏でる風の下は
あらゆる体裁をあおりながら
降り出した流れ星を抱いて
もう一度また空に還して
仰いだままでうつむいては
羽を持たない小鳥のように
口ずさむ歌は幼く
黒い夜に落ちていきました