「けもの道」
瞳は光を射抜くほどに
長く長い光を手繰り寄せる
放せば後ろから浸る傷
倒れれば降り続ける意志
追い立てるほどに
痛みは数を増して
私の声が届かない夜を
ただひたすらに
息が始まりから止まず
声は終わりからの警告
飛び散った羽という終焉の合図
轟いて止まない